はじめに ― このアプリでできること
PWA(Progressive Web App)とは
PWA は、ブラウザで開くウェブサイトでありながら、ホーム画面に追加すると普通のアプリのように全画面で起動できる仕組みです。App Store や Google Play の審査・インストールは不要で、URL を開いて「ホーム画面に追加」するだけ。アップデートも自動で反映されるため、常に最新版が使えます。
4 つの画面でできること
本マニュアルは、はじめて GeneArbit Pro Snowball PWA を使う方が、画面を見ながら順に操作できるように構成しています。EA 本体のインストールがまだの場合は、先に別冊『インストールガイド』で MT5 への配置と認証を完了させてください。EA が稼働して PWA サーバへデータ送信を始めると、本アプリにログインできるようになります。
本アプリが表示・操作できるのは、あなたの口座 ID で稼働している GeneArbit Pro Snowball の EA に対してのみです。スマホからの操作(稼働停止・設定変更・決済)は、次の EA 通信タイミング(通常数秒以内)で MT5 側に反映されます。通信環境により反映が遅れる場合があります。
STEP 1
アプリを開いてログインする
手順 1 | ブラウザでアプリを開く
スマートフォンのブラウザ(iPhone は Safari、Android は Chrome 推奨)で、次の URL を開きます。
お問い合わせください
手順 2 | ホーム画面に追加する(推奨)
アプリをホーム画面に追加しておくと、次回からアイコンをタップするだけで全画面起動でき、通知も受け取れるようになります。追加方法は機種(iPhone / Android)で異なります。次ページのコラムで、画面の操作手順を 1 ステップずつ詳しく解説していますので、初めての方はそちらをご覧ください。
手順 3 | 2 つの情報でログイン
- 口座 ID(ACCOUNT ID) MT5 のログイン番号(口座番号)を半角数字で入力します。
- アクセスキー(ACCESS KEY) HangPong から発行された PWA アクセスキー(
XXXX-XXXX-XXXX-XXXX形式・19 文字)を入力します。インストーラーに入力したものと同じキーです。 - LOG IN ボタンをタップします。
HangPong ライセンスキー(HPX- で始まる 35 文字)と取り違えていないかご確認ください。ログインに使うのは PWA アクセスキー(19 文字)の方です。また、EA がまだ一度もサーバへデータを送っていない場合(インストール直後など)もログインできません。先に MT5 で EA を稼働させてください。
一度ログインすると、その端末では次回から自動でログインされます。共用端末では、設定画面の「ログアウト」で必ずサインアウトしてください。
ホーム画面にアイコンを追加する
本アプリはブラウザで開くウェブアプリ(PWA)ですが、ホーム画面に追加すると、普通のアプリと同じようにアイコンから全画面で起動でき、プッシュ通知も受け取れるようになります。一度追加すれば、次回からブラウザを意識せずに使えます。下記の手順に沿って追加してください。
- Safari で お問い合わせください を開きます。
- 画面下部中央の共有ボタン(四角から上向き矢印が出ているマーク ⬆)をタップします。
- メニューが下から開きます。少し下にスクロールし、「ホーム画面に追加」をタップします。
- 右上に表示されるアプリ名(「Snowball Monitor」など)を確認し、「追加」をタップします。
- ホーム画面に GeneArbit のアイコンが追加されます。次回からはこのアイコンをタップして起動してください。
iPhone では、ホーム画面に追加した PWA からのみプッシュ通知を受け取れます。Safari のタブで開いたままでは通知できないため、通知を使いたい方は必ずこの手順で追加してください。
- Chrome で お問い合わせください を開きます。
- 画面右上のメニューボタン(縦三点 ⋮)をタップします。
- メニューの中から「アプリをインストール」または「ホーム画面に追加」をタップします。
- 確認ダイアログが出たら、「インストール」(または「追加」)をタップします。
- ホーム画面(およびアプリ一覧)に GeneArbit のアイコンが追加されます。次回からはこのアイコンで起動してください。
サイトを開くと、画面下部に「ホーム画面に追加」「アプリをインストール」の案内バナーが自動表示される場合があります。その場合はバナーをタップするだけで追加できます。
ホーム画面のアイコンをタップすると、アドレスバーのない全画面モードでアプリが起動します。見た目も操作感も通常のスマホアプリと変わりません。アップデートがあった場合も、起動時に自動で最新版が読み込まれるため、手動での更新作業は不要です。
STEP 2
ダッシュボードの見方
ログインすると最初に表示されるのが、このダッシュボード画面です。EA の「いま」がすべてここに集約されています。画面右上の ● LIVE 表示と秒数は、サーバとの通信が生きていることと、最終更新からの経過秒数を表します。
CORR / Z-SCORE / BETA
EA の売買判断の核となる 3 つの統計値です。
| CORR | 2 通貨ペアの相関係数。逆相関ペアでは負の値(例:−0.73)になります。 |
| Z-SCORE | 価格乖離の度合い。この値が大きいほどエントリー機会に近づきます。中央に強調表示されます。 |
| BETA | 2 ペア間の感応度(連動の強さ)。ロット比率の算定に使われます。 |
ACCOUNT(口座状況)
残高・有効証拠金・維持率をリアルタイム表示。通貨単位は口座通貨(例:JPY)で表示されます。
LIVE P&L(損益)
本日・今週・今月の確定損益を表示します。EA がリアルタイムに集計した値です。
ポジション
現在保有中のポジション件数と内訳を表示します。決済ボタン(全決済 / SELL 決済 / BUY 決済)については、次ページで詳しく解説します。
EA 状態
EA が今どんな状態かを 6 つのフラグで表示します。
| TRADING | 新規売買が有効か(YES=稼働中) |
| BREAK | StatArb ブレイク(乖離拡大)検知中か |
| MON STAB | 月曜朝の安定待機の状態 |
| AVG LV | 現在のナンピン(積み増し)段数 |
| REGIME | 相場レジーム判定値 |
| FRI BLOCK | 金曜の新規停止が有効か |
画面下部のナビゲーション
「ダッシュ/チャート/履歴/設定」の 4 つのタブで画面を切り替えます。
STEP 3
ポジションを手動で決済する
相場の急変時など、EA の自動決済を待たずに手動でポジションを閉じたいときは、ダッシュボード画面の決済ボタンを使います。スマホからその場で全決済・方向別決済ができます。
3 種類の決済ボタン
| ボタン | 動作 |
|---|---|
| 全決済 | 保有中のすべてのポジションを即座に決済します。 |
| SELL 決済 | 売り(SELL)ポジションだけをまとめて決済します。 |
| BUY 決済 | 買い(BUY)ポジションだけをまとめて決済します。 |
誤操作による意図しない決済を防ぐため、決済ボタンは初期状態では非表示です。使うには、設定画面の「決済機能を有効にする」をオンにしてください(STEP 6 で解説)。この設定は端末ごとに保存されます。
2 段階タップで誤決済を防止
決済ボタンをタップすると、すぐには実行されず確認表示に変わります。もう一度タップして初めて決済が実行される2 段階タップ方式です。ポケットの中での誤タップや、一度の操作ミスで全決済してしまう事故を防ぎます。
決済ボタンの操作はサーバ経由で EA に伝わり、EA が次に通信したタイミング(通常 5 秒間隔)で実行されます。そのため、タップしてからポジションが実際に閉じるまでおおむね数秒の遅れがあります。ポジション件数がすぐ「0 件」にならなくても、数秒待てば反映されますので、慌てて連打しないでください。即時性が必要な相場急変時は、可能であれば PC の MT5 から決済する方が遅延がありません。
手動決済はその時点のポジションを閉じる操作です。EA 自体は稼働したままなので、決済後も条件が整えば EA は再びエントリーします。新規エントリーごと止めたい場合は、設定画面で「EA 稼働」をオフにしてください(STEP 6)。
緊急時の「全ポジション緊急決済」
設定画面には、より強力な 全ポジション緊急決済 もあります。こちらは決済機能の有効化に関わらず使え、緊急時の最終手段として用意されています(STEP 6 で解説)。
STEP 4
チャート画面で動きを分析する
下部ナビの「チャート」タブでは、EA の成績とロジックの動きをグラフで確認できます。画面は上から、期間選択・損益サマリ・日次 P&L グラフ・Z スコア時系列・TradingView チャートの順に並んでいます。
期間(日次 P&L)
「今日/7 日/30 日/指定」から集計期間を選べます。「指定」では任意の日付範囲を設定できます。
サマリ
選択期間の 合計損益・取引数・勝率を 3 枚のカードで表示します。EA の調子をひと目で把握できます。
日次 P&L グラフ
日ごとの確定損益を棒グラフで表示します。プラスの日は緑で伸び、どの日にどれだけ稼いだかが視覚的に分かります。
Z スコア時系列(直近 6 時間)
EA の判断材料である Z スコアの推移を折れ線で表示します。点線は閾値の目安(±1.6/±4.0 など)で、線が閾値に近づくとエントリーや非常停止が近いことを意味します。タップすると各時刻の正確な値を確認できます。
通貨ペア
現在 EA が監視している基準ペア・従属ペア(例:EURUSD / USDCHF)と、現在値・BE(建値)・TP(利確目標)を表示します。
TradingView チャート
本格的な TradingView のローソク足チャートを内蔵しています。時間足(1 分〜日足)の切り替え、出来高表示、価格レンジの確認ができます。表示する通貨ペア・時間足・チャートタイプは設定画面でカスタマイズできます(STEP 7)。
世界中のトレーダーが使う TradingView を組み込んでいるため、見慣れたインターフェースでそのまま相場を確認できます。EA が今どんな相場で動いているのか、ご自身の目でも検証できます。
STEP 5
履歴画面でイベントを振り返る
下部ナビの「履歴」タブでは、EA が行ったすべての出来事(イベント)を新しい順に時系列で確認できます。いつエントリーし、いつ利確し、どの瞬間に閾値を超えたのかが、損益額とともに一覧表示されます。
イベントの種類とアイコン
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| エントリー発火 | 新規にポジションを建てた(Z 閾値を超えて売買開始) |
| 利確 | ポジションを利益確定した。右側に確定損益額(例 +6,500)を表示 |
| Z 閾値超過 | Z スコアがエントリー閾値を超えた瞬間の記録(注意マーク) |
| [遡及] 利確 / エントリー | 通信の取りこぼしを後から自動補完した記録(v11.0.3 の deal 定期スキャン機能による) |
期間で絞り込む
画面上部の「今日/7 日/30 日/指定」で表示するイベントの期間を切り替えられます。右上にはその期間のイベント総数が表示されます。
[遡及] と付いたイベントは、一時的な通信不良などでリアルタイムに記録できなかった取引を、EA が後からサーバ履歴を照合して補完したものです。これにより、記録漏れのない正確な履歴が保たれます。
スクロールで過去をさかのぼる
画面を下にスクロールすると、より過去のイベントが続けて表示されます。一つひとつのカードに、イベント種別・日時・EA 識別子(snowball_001 など)が記載され、利確イベントには損益額が付きます。
EA 識別子(snowball_001)とは
各イベントに表示される snowball_001 は、その取引を行った EA を識別する名前です。将来、複数の EA を 1 台のスマホで管理する際、どの EA のイベントかを区別するために使われます。
履歴画面は、EA の判断が結果としてどうだったかを検証する場でもあります。チャート画面の Z スコア時系列と合わせて見ると、「どの乖離レベルでエントリーし、どこで利確したか」の一連の流れが理解できます。
STEP 6
設定① ― スマホで EA を操作する
EA 切替
操作対象の EA を選びます。1 台のスマホで複数の EA を管理する場合、ここで切り替えます(現在は snowball_001 の 1 個)。
EA 稼働(ON / OFF)
スイッチをオフにすると、新規エントリーとナンピン(積み増し)を停止します。すでに保有中のポジションの決済・トレーリングは通常どおり継続されるため、「これ以上は新しく建てたくないが、今のポジションは利確まで持ちたい」というときに有効です。
全ポジション緊急決済
保有中の全ポジションを即座に強制決済します。相場急変などの緊急時に、決済機能の有効化を待たずに使える最終手段です。実行すると取り消せないため、慎重に操作してください。
決済操作(決済機能を有効にする)
このスイッチをオンにすると、ダッシュボード画面に「全決済/SELL 決済/BUY 決済」の 3 ボタンが表示されます(STEP 3)。2 段階タップ確認で誤操作を防止します。この設定は端末ごとに保存され、初期値はオフです。
ロジック設定 ― 売買の条件を変える
EA の売買ロジックの主要パラメータを、スライダーまたは数値入力でその場で変更できます。
| エントリー Z 閾値 | |Z| がこの値を超えたら新規エントリーを判断(既定 2.00)。大きくすると慎重に、小さくすると積極的にエントリーします。 |
| 利確 Z 閾値 | |Z| がこの値以下になったら利確(利確モード = Z 選択時、既定 0.50)。 |
| 非常停止 Z 閾値 | |Z| がこの値を超えたら全ポジ強制決済(既定 4.00)。乖離が想定外に拡大したときの安全弁です。 |
| 利確モード | 利確の判定方式。「スプレッド平均回帰(Z)」または金額固定などから選択。 |
| 利確目標金額 | 利確モードが金額のときの目標利益(円、既定 5,000)。 |
| 通貨ペア B 基準ロット | エントリー時の従属側基準ロット(既定 0.10)。 |
これらは EA の収益性とリスクに直結する重要な値です。意味を理解しないまま変更すると、想定外の損失につながる可能性があります。各パラメータの詳しい意味と推奨範囲は、別冊『完全運用マニュアル』をご参照ください。
保存して反映
ロジック設定を変更したら、保存して反映 ボタンをタップします。変更は次のティック(価格更新)で EA に反映されます。元に戻したいときは「初期値に戻す」をタップします。
アカウント情報
画面下部に、接続中の口座 ID・EA 識別子・EA バージョンが表示されます。サポートに問い合わせる際は、この情報をお知らせいただくとスムーズです。
| 口座 ID | MT5 のログイン番号 |
| EA 識別子 | snowball_001(操作対象 EA の名前) |
| EA バージョン | 11.0.3 |
従来、EA の設定変更には PC で MT5 を開き、チャート上の EA パラメータを直接編集する必要がありました。本アプリは、スマホからの変更指示をサーバ経由で EA に伝え、EA 側が次のティックで自分のパラメータを書き換える仕組みを実装しています。外出先からでも EA を“操縦”できる——これが私たちの目指した形です。
STEP 7
設定② ― 表示・通知・接続
設定画面をさらに下にスクロールすると、チャート表示のカスタマイズ、プッシュ通知、接続状態の確認ができます。
TradingView 表示設定
チャート画面に表示する内容を自分好みに設定します。
- 通貨ペア組合せ:EURUSD/USDCHF など 6 種類の組合せから、チャートに表示するペアを選択。
- インターバル:1 分・5 分・15 分・30 分・1 時間・4 時間・日足から時間足を選択。
- チャートタイプ:ローソク足・ライン・ヘイキンアシから表示形式を選択。
選んだら 保存して適用 をタップすると、チャート画面に反映されます。
普段チェックしたい通貨ペアと時間足をここで決めておけば、チャートタブを開くたびにその設定で表示されます。
通知(Web Push)
プッシュ通知を有効にすると、エントリーや利確などの重要イベントを、アプリを開いていなくてもスマホの通知で受け取れます。「テスト通知を送る」で、通知が正しく届くか確認できます。
スマホ本体の設定で、ブラウザ(またはこの PWA)からの通知が許可されているかご確認ください。iPhone では、ホーム画面に追加した PWA からのみ通知が使えます。
接続
サーバとの通信状態を表示します。
| API サーバ | (お問い合わせください) |
| 最終受信 | 最後にデータを受け取った時刻 |
| 送信間隔 / サーバ時刻 | EA がデータを送る間隔(5 秒)と現在のサーバ時刻 |
アプリ
PWA バージョン(1.8.4)とポーリング間隔(アプリがサーバを確認する間隔・5 秒)を表示します。
ログアウト
このボタンでサインアウトします。共用端末や、別の口座でログインし直すときに使ってください。
よくある質問・リファレンス
お問い合わせください を開き直して、ホーム画面に追加してください。ログイン情報を消したい場合は、削除前に設定画面で「ログアウト」してください。関連 URL
| 項目 | URL |
|---|---|
| PWA 監視・コントロールアプリ | お問い合わせください |
| Preset Creator(プリセット生成) | お問い合わせください |
| GeneArbit Pro(公式サイト) | お問い合わせください |
サポート
本マニュアルで解決しない場合は、HangPong まで以下をお知らせください:
- お使いの口座 ID(MT5 のログイン番号)
- PWA バージョン(設定画面下部に表示)と EA バージョン
- 発生している症状と、そのときの画面のスクリーンショット
- どの STEP・どの画面で起きているか
業界初のスマートフォン EA コントロールアプリケーション
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